CENTRAL ADMINISTRATIVE
行政書士後藤事務所
無料電話相談実施中!ご相談・ご依頼は下記へ
電話受付(AM8時~PM21時、月曜~土曜、祭日も可)
090-3891-7988
千葉県行政書士会所属
行政書士 後藤哲夫
NO 93010209号
事務所 江別市豊幌花園町3-19
トップページ事務所案内・所在地図業務内容・プロフィール基準報酬額表特定商取引表示

自筆証書遺言の注意点

 *こちらは特に自筆証書遺言の注意点についてまとめています、ご参考に!
 まず遺言の種類について確認しておきましょう

普通方式の遺言には次の種類があります。

自筆証書遺言 本人が自由に書き残すことができます。日付と署名捺印を忘れずに、必ず検認が必要です。(検認の意味については、トップページから「届出期限はいつまで?」のページをご参照ください)

公正証書遺言 2人以上の証人立会いのもと公証人が口述筆記し作成、検認は不要。

秘密証書遺言 本人が作成した遺言書を、公証人及び立会人2名に提出します。その封書に本人・証人・立会人がそれぞれ署名捺印及び日付を記入し保管するもので、検認は必要です。

 自筆証書遺言と遺留分への配慮について

 自筆証書遺言によって、基本的には自分の思いどおりの内容の遺言を残すことができますが、遺留分という制約があります。妻や子は、遺留分を請求する権利があるわけです。(遺留分については、トップページから「相続手続Q&A集」を参照ください)そのため遺留分を考慮して、後々遺族の方々が紛争を起こさないような遺言状を残すことが大切です。

 無効にならない自筆証書遺言作成の注意点

 自筆証書遺言は、すべての文章が必ず本人の自筆でなければなりません。ワープロなどで作成したものは無効です。印鑑は必ず実印を押す必要はなく、認印でもよく最高裁は指印でも有効との判断をしています。しかし、作成年月日の記入漏れ、本人の署名がないものは無効になりますので注意しましょう。枚数が2枚以上になる場合は、用紙と用紙を重ね、割印を押しておきましょう。封書がなくても有効ですが、やはり封印して保存しておいた方がよいでしょう。

 自筆証書遺言の訂正について

 訂正については方式を誤ると訂正がなかったものとして取り扱われますので注意しましょう。まず訂正箇所に二重線を引き、その部分を訂正しあるいは加入し、その近くに印鑑を押します。次に、訂正箇所の部分の欄外(縦書きの場合はその欄の上部、横書きの場合はその欄の左の部分の欄外)に訂正内容と署名が必要です。例えば、「内容の第3条の18字目を500万円に変更する 山本二朗」「内容の第4条の14字目に建物の2字を加入する 佐藤一夫」などと記入します、この部分には印鑑は不要です。

 法律上効力を有する内容について

 自筆証書遺言は、遺言者の意思を尊重していますので、その内容については自由に作成することができます。しかし、法律上効力を有するものとそうでないものとがあり、効力を有する内容については次の通りです。

①法定相続人への財産の分配について、相続人以外への遺贈または寄付などについて
②遺言状による認知(婚姻外の子に親子関係の創設)について
③未成年の子のために後見人、後見監督人を指名すること。遺言執行者を指定すること
④法定相続人の虐待などの廃除及びその取り消しについて
⑤一定期間遺産分割の禁止をすること、及び争いを防ぐためにあらかじめ分割の方法を指定しておくこと、または指定の委託について

もちろん上記以外のことも自由に書いていいわけですが、これらの点を意識して遺言状を作成したほうがよいでしょう。

 自筆証書遺言の保存方法について

 自筆証書遺言は、内容が秘密にできる、費用がかからないなどのメリットがありますが、発見されなかったり紛失するなどの心配があります。そのため、保存の方法には特に注意しましょう。遺言執行者に保存を依頼する、貸し金庫に保存する、机に保存するなどの方法がありますが、遺言があることを日記帳などに書き、保存場所をしたためておく、口頭で信頼できる者に伝えておくなどの方法がよいでしょう。

 自筆証書遺言の書式例

          遺  言  書 ( 例 1 )

遺言者○○○○は、次の通り遺言する。

1.    札幌市○区北○○条東丁目の土地・建物(地番○○○○、家屋番号○○-〇○)を、甥の
○○○○(平成○○年〇月○○日生)に遺贈します。
 

2.    亡夫○○○○○名義の札幌市○区○○の土地(地番○○-○○)を、姪の○○○○(平成○○年
〇月○○日生)に遺贈します。
 

3.    預貯金○○○万円を姪の○○○○(平成○○年〇月○○日生)に遺贈します。 

4.    残余の預貯金及びその他一切の財産を姪の○○○○(平成○○年〇月○○日生)に遺贈します。 

5.    遺言執行者として姪の○○○○(平成○○年〇月○○日生)を指名します。 

以上の通り遺言します。

平成○○年○○月○○日

札幌市○区北○○条東○○丁目番○○

遺言者 ○○ ○○  ㊞

 

          遺  言  書 ( 例 2 )
 

遺言者○○○○は、次の通り遺言する。

1.遺言者の全財産を妻の○○○○(昭和○○年〇月○○日生)に、包括的に相続する。  

2.    遺言執行者として妻の○○○○を指定する。

平成○○年○○月○○日

札幌市○区○○条東○○丁目番○○

遺言者 ○○ ○○  ㊞



トップページへ戻る